2023年11月

2023年11月29日

14-144写真俳句★(1116)銀杏黄葉・冬紅葉

(こまいぬのみひらくまなこいちょうおうば)
5-IMG_0147.jpg銀杏黄檗


この地区にある小さな社にも大銀杏が聳えています。
銀杏の葉は、まだ真っ黄色にはなっておらず、この夏の暑さを思い出させます。

境内はキレイに掃き清められていました。
ゴミ袋が片隅に10袋以上積み重なっています。
清々しい境内です。
信心深い氏子さんたちなのでしょうね。




(こやしろのやねまでそまるふゆもみじ)
5-IMG_0149.jpg冬紅葉

 

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2023年11月27日

14-143写真俳句★(1116)冬日の出・枯れ蘆野

(りょうてあげきょもよろしくふゆひので)
5-IMG_0133.jpg冬日の出


ウクライナ侵攻とイスラエルのニュースは恐ろしいばかりです。
枯蘆の穂を見ただけで想像してしまいました。

どんなに太陽が美しく輝いていても、その温かさは人間の欲望には届かない場合もあるのですねぇ。

日本も危ういところにいるのかもしれないですね。





(かしらみぎめいさいしょくのかれあしの)
5-IMG_0139.jpg枯れ蘆野

 

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2023年11月24日

14-142写真俳句★(1116)ねずみもちの実・冬の実

(ふゆのみにみとれてあやしひととなり)
5-IMG_0099.jpg冬の実
 

早朝散歩の途中で、とあるお庭の真っ赤な実に見とれてしまいました。
ピラカンサ。
つやつやと朝日に輝いています。

塀迄近寄って見とれていると、
「何しているんですか?」
と、このお庭のご主人らしき老人。

ビックリしたのは声を掛けられた私。

そこから、ご主人の庭木の自慢話が続きます。
いろいろ植木屋さんに頼んで植えてもらった木々。
盆栽を手掛けている自分が、今ではみんな手入れしているとか。

二階の窓のカーテンが揺れて、奥様らしい姿がちらりと現われて消えました。





(ねずみもちのみやわがにわにふためだし)
5-IMG_0115.jpgねずみもちの実


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2023年11月22日

14-141写真俳句★(1108)枯園・枇杷の花

(かれそのやはなごのみだれもうつくし)
枯園

枇杷の花がたくさん咲いています。
一番好きかもしれない枇杷。
何といっても産地に行って、その場で食べるのが一番。
また行きたいですねぇ。

我が夫婦が利用していた旅行会社が、コロナで旅行会社がバス旅を止めてしまいました。
また復活したなら利用したいわ。

そんな思いを込めて枇杷の花を撮りました。



(のどごしにあじよみがえるびわのはな)
5-IMG_0102.jpg枇杷の花


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2023年11月20日

14-140写真俳句★(1108)冬ガラス・今朝の冬

(こううんきのたがえしあとにふゆがらす)
5-IMG_0096.jpg冬ガラス


田んぼが田返しされていました。
苗を植えるまでに、また田返し、耕すのでしょうね。
農家に生まれ育ちながら、そこのところがよく解りません。

田返しすると地中に居た虫たちが目を覚まします。
鴉はそれを待っているようですね。

鷺などは、耕運機の後からついて回りながら、飛び出た虫を食べていますよ。




(みかけなくなったのうふけさのふゆ)
5-IMG_0093.jpg今朝の冬

 以前、早朝散歩の時、ネギを数本下さった農家のご主人、最近は見かけなくなりました。
その代わり、奥様を見かけます。
どうなさったのかなぁ~と思っています。



haikumodoki at 08:24|PermalinkComments(8)写真俳句