2024年07月

2024年07月30日

15-91写真俳句★(0720)西瓜・万緑

(はたのろうふうふとりたてのすいかはむ)
畑の老夫婦採りたて西瓜食む
 

と、あるお屋敷のご夫婦が早朝の畑で西瓜を食べていました。
今採ったばかりの西瓜でしょうね。
さぞや美味しいでしょうねぇ・・・・・

仲良きことは佳いことですね。
老いては、お互いに丸くなり、思いやらねばやっていけない部分もあります。
それに、良い所も悪い所も治ることは無く、それも、受け入れて支え合う・・・・・
これって、最期の難関でもあり、最期の協力なのかもしれません。

さて、我が家は? まだ棘のある部分もあるようです。
が、はてさて? どうなることやら・・・・・




(ばんりょくのつつみあるくよりじてんしゃ)
万緑の堤歩くより自転車


haikumodoki at 06:59|PermalinkComments(8)写真俳句 

2024年07月29日

15ー90写真俳句★(0720)夏の雉・夏堤

(なきもせずあのひしゃたいになつのきじ)
鳴きもせず吾の被写体に夏の雉
 

燕が巣立ちました。
今回の子育ては大きなドラマがありました。
いずれ「と、ある日のこと」に掲載したいと思います。

昨日はさかんに羽を広げたりして、飛ぶ準備をしていました。
旅に必要な事柄を、親に習って、そのうち渡るのでしょうねぇ・・・・・





(なつつつみのきのこあんまんのごとく)
夏堤のきのこ餡饅の如く


haikumodoki at 06:44|PermalinkComments(6)写真俳句 

2024年07月25日

15-89写真俳句★(0704)川トンボ・月見草

(かわとんぼゆきさきざきをあんないす)
 川トンボ行き先々を案内す


毎年我が狭庭に来てくれていた川トンボ。
この日の早朝散歩の堤防に居ました。
地面に降りたり、飛んだりしながら先を行きます。


この地域の月見草の花は小さいですね。
故郷には大待宵草が咲いていました。
とても思い入れのある夏の花です。
小さくとも、思い出に繋がる月見草なのですねぇ。

何方のも思い入れのある花ってあるモノでしょうねぇ?





(おいしげるよろずのくさにつきみそう)
生い茂る万の草に月見草


haikumodoki at 06:46|PermalinkComments(8)写真俳句 

2024年07月24日

15-88写真俳句★(0707)夏の霧・露涼し

(うつうつのしんかいとかすなつのきり)
鬱々の心塊解かす夏の霧


梅雨明け前の早朝です。
人生いろいろな事が巡ってくるものですが・・・
早朝の霧は何もかもを許せる気分にさせてくれます。

まぁまぁかなぁ~・・・は、良い方だとしていくつもりです。





(つやめきしあかつめぐさやつゆすずし)
艶めきし赤詰め草や露涼し

 

haikumodoki at 08:10|PermalinkComments(8)写真俳句 

2024年07月22日

15-87写真俳句★(0704)お花畑・蜘蛛の囲

(おはなばたつまをしのんでくわをふる)
5-IMG_1212.jpgお花畑妻を偲んで鍬を振る
 

昨日は、いつもお世話になっているホールでのスタンダードパーティーでした。
全曲スタンダードではなく、少しだけラテン曲も流されました。

チョットばかりおしゃれして黒のドレスを・・・・

30代のダンサー8人ほど・・・
客同士のお喋りは、ダンスを覚えて良かったと・・・
老後の一時期の良い思い出つくりの一日でした。





(くものいやなにをとらえんそらまなか)
蜘蛛の囲や何を捕らえん宙真中


haikumodoki at 09:17|PermalinkComments(7)写真俳句